乳幼児の最善の利益を尊重し、一人ひとりの子どもを大切にします｡
子どもは豊かに伸びていく力と可能性をもっています｡
その可能性が最大限に発揮できるよう援助します｡

くすの木保育園は社会福祉法人わかくさ会の２つ目の保育施設として、２０２２年４月に開園しました。
姉妹園であるかやの木保育園が流山市大畔の地に誕生して２１年。地域の子育てへの様々な願いを実現するため、産休明け保育事業、延長保育事業、地域子育て支援拠点事業、一時預かり事業など、多様な保育実践を積み重ねてきました。地域の大勢の方々の力添えと共に、地域の専門機関や団体とも連携しながら、この地になくてはならない保育園として成長してきました。
又、流山市はこの２０年で大きく変化を遂げ、子育て世代を中心とした人口流入が多い自治体となりました。特に流山おおたかの森駅周辺はそうした世代の人口増加が著しく、安心して預けられる保育園の増設が求められてきました。
こうした社会的背景とかやの木保育園で培った保育を土台に、経験を積んだ保育者たちの活躍の場を広げたいという法人の願いを併せ、流山おおたかの森駅にほど近く、自然豊かで子どもたちが育つにふさわしい同じ大畔の地に「くすの木保育園」を建設することとなりました。
新しい園は子どもたちがより落ち着いた環境の中で過ごすことができるようにと木造園舎と決め、子どもたちの安全を守る準耐火構造の国産木材を全てに使用した本格的木造建築となりました。玄関のガラス戸を開けるとヒノキの香りにつつまれた玄関ホールは、訪ねてこられた方が口々に「いい香り～」と思わず声を上げる安らぎの空間になりました。園舎を支える太い柱と梁はどっしり、ゆったりとした雰囲気を醸し出し、子どもだけではなく大人にも落ち着きと安心感を与えてくれます。
くすの木保育園の名前の由来はどっしりと根を張り、大きく育って実を結ぶ木の特性を子ども達の育つ姿と重ね合わせています。
地域の願いを受け止め、保護者と共に安心して子育てできる保育園として、かやの木保育園と協力し合いながらしっかりと歩みを進めていきたいと思います。